MUTEK.JP+MXの全ヴァーチャルコンテンツ発表
MUTEK.JPとMUTEK.MXは、ヴァーチャルプラットフォームを通じて、2つのクリエイティブな都市、東京とメキシコシティを結ぶハイブリッドフェスティバルを2020年12月9日から13日にかけて共同開催。その全プログラムを以下に発表します。
5日間を通してMUTEKのヴァーチャルプラットフォーム(virtual.mutek.org)では、35以上のパフォーマンスが繰り広げられる3つのヴァーチャルステージ、メキシコ、日本、そして世界各国の最先端なデジタルアート作品を展示するインタラクティブギャラリー、レクチャー、トーク、マスタークラスが行われるDigi Lab、MUTEKネットワークのアーカイブ音源をノンストップで公開するリスニングルームを用意しています。
さらに2都市間だけなくMUTEK Connectシリーズを通じてこのフェスティバルを拡張し、世界の都市に点在するMUTEKの拠点や、ノルウェーのInsomnia FestivalとEkko Festival、イタリアのClub to Clubフェスティバル、韓国のB39/PRECTXEフェスティバルといった国際的パートナーとのコラボレーションプログラムをお届けします。
ライヴプログラムは、2020年12月9日(水)から12月13日(日)の間、当フェスティバルのヴァーチャルプラットフォームにてストリーミング配信します。各公演はアジア、ヨーロッパ/アフリカ、アメリカの時間帯に合わせてプレミア公開し、その後繰り返し配信します。
なお、ヴァーチャルフェスティバルの全ての体験にアクセスするためには、$10 USD(約1050円)の寄付をお願いしています。地元の芸術コミュニティや技術者、フリーランス、文化団体などのネットワークを活用し、創造的活動の尊重・評価をアップデートすることに根ざした持続可能なモデルを開発するためです。リアルイベントのチケットをご購入いただいた方は、ヴァーチャルの全体験にアクセス可能です。
MUTEKのヴァーチャルプラットフォームがどのようなものかをご覧になりたい方は、12月初旬まで virtual.mutek.org にてMUTEK Montréal Edition 21のアーカイヴを無料公開しているので、是非訪れてみてください。
メキシコと日本の芸術コミュニティが融合
ヴァーチャルフェスティバルの中核となるのは、メキシコシティと東京の芸術コミュニティに焦点を当てたプログラム。12月9日(水)から13日(日)の合同プログラムでは、22のパフォーマンスを通して、両都市のアーティストたちがオーディオヴィジュアルパフォーマンス、音楽の探求、技術的実験を繰り広げます。前回、渋谷ストリームホールで開催するリアルイベントの出演アーティストと、カンファレンスプログラムDigi Labの詳細を発表しましたが、その全パフォーマンス / 講演やセッションもヴァーチャルプラットフォームにて配信します。
傀儡神楽 ALTER the android KAGURA JP / Amnl Prnt & Valeria Vicente MX / CNDSD & Iván Abreu MX / Corey Fuller + Break Ensemble x Synichi Yamamoto US+JP / Daito Manabe JP / Edgar Mondragón & Erik López MX / Eiichi Sawado & Akiko Nakayama JP / Eiko Ishibashi & Jim O’Rourke JP+US / Isaac Soto & Federico Torres MX / Jiony & Sabme MX / Kafuka & Kezzardrix JP / Kyoka & Shohei Fujimoto JP / Le Fantom Onde MX / Mabe Fratti & Milena Pafundi GT/MX+AR / machìna KR/JP/ Maika Loubté JP / Neutral (Fumitake Tamura & AOKI Takamasa) JP / Nohbords & AA MX / Open Reel Ensemble JP / Pepe Mogt MX / Wasted Fates & FF MX / Yuri Urano & Manami Sakamoto JP
そしてもう一つの新たな見所はヴァーチャルギャラリー。この合同エキシビションでは、長年MUTEKとコラボレーションを続けるアーティストから新進気鋭のアーティストまでを国内外から招き、ポストパンデミックにおけるデジタル未来を大いに再定義する、最先端のデジタルアート作品を展示します。ヴァーチャルリアリティ、AI、インタラクティビティ、ソニフィケーションなど、没入型メディアを使用した作品が多数公開されます。
Ainslee Alem Robson ET/US / Akiko Yamashita JP — Where does water come from? / Alba G. Corral ES — By the Sea & Continuum/ Alex Czetwertynski US — Vesica Pisces / Andy Martin MX — Moon / Elizabeth Ros RU — Ambrosian Flower / Florence To UK — ALUCIIN / Jorge Suaret MX — Digital painting / Kaoru Tanaka & Ikuko Morozumi JP — Tautology / Lucas Gutierrez & Robert Lippok AR/DE — Drawing From Memory / Marianela Fuentes MX — Tau / Omodaka JP — Synthetic Nature / Sabrina Ratté CA/QC — Aliquid / Taras Mashtalir RU — Mercury / Transgresorcorruptor & Ken-ichi Kawamura MX/JP — Sombra / Takuma Nakata JP — Slumbers Valley / THINK AND SENSE & Intercity-Express JP — Stillness / VAA MX — ETZNAB / Xochipeople RU/MX — Xochipilli 2.2
新旧のコラボレーションを育むMUTEK Connectプログラム
MUTEK Connectは、国際的なコラボレーターとのクリエイティブな繋がりに基づいた、デジタル相互接続性の新しいモデルを開発・実験・評価するユニークな機会です。今回、東京とメキシコシティに加え、その他の都市に点在するMUTEKの拠点、ノルウェーのInsomnia FestivalとEkko Festival、イタリアのClub to Clubフェスティバル、韓国のアートセンターB39とその関連フェスティバルPRECTXEとのコラボレーションが実現。彼らとのパートナーシップにより、プログラムにさらなるエッジが加わりました。
Alba G. Corral ES — By the Sea & Continuum / Balago ES / Bienoise x Allarme Rosso IT / Elina Waage Mikalsen & Ingrid Kristensen Bjørnaali NO / Francesco Tristano LU/ES — Pianorig Sessions / hm505 & VJ mentalny jeż US+PL / Lars Horntveth & The BIT20 Ensemble NO — Silencio & The Echo Bolero Stars / Mana & Nicole Neidert IT+SE — Mania / Moonshine CD/QC+CA/QC — SMS FOR LOCATION: Live edition / MURCOF & Sergi Palau MX/ES / Nelly-Eve Rajotte CA/QC / oOps.50656 KR — New Order of Parallax / Porto Porto! CA/QC / Qoa & Joaquina S. AR — Future Mythologies / RSBA KR / Super Heavy Metal NO / Tacobitch NO / Tarta Relena ES / Woochi KR — Cloudy
多様で包括的なプログラムへのコミットメントに根ざした世界中の芸術コミュニティを結びつけるConnectシリーズの継続的な取り組みは、Conseil des arts et des lettres du Québec、Canada Council for the Arts、Music Norway、ノルウェー外務省、ノルウェー大使館 、ヨーロッパのSHAPE Platform、We are Europe Association、国際交流基金、ブリティッシュ・カウンシル、Amplify D.A.I.、ICEC (Generalitat de Catalunya)、 ICUB (Ayuntamiento Barcelona)、 Estrella Dammの寛大な支援によって可能となりました。
MUTEKフェスティバルのヴァーチャルプラットフォームの開発は、Folklore、AKUFEN Studio、Time Code Labの3社によって実現しました。