MUTEK Montreal 2021
フェスティバルとフォーラムを8月24日から9月5日にわたり会場とオンラインのハイブリッド形式で開催
MUTEK Montrealは、2021年8月24日(火)から9月5日(日)にかけて、第22回フェスティバルをカナダ・モントリールの会場とオンラインプラットフォームvirtual.mutek.orgで開催します。期間中は第7回目MUTEK Forumも開催。デジタルクリエイションの分野で活躍する約200人のアーティストとスピーカーが集います。
“夏の終わりに、新たな文化シーズンの最初となるイベントを提供します。1年かけてヴァーチャルを極めてきましたが、今回はリアルを取り戻すことをテーマにしています。一緒に出かけ、交流し、実験する方法を学び直しましょう! 何よりも今回のMUTEKは、すべてのコミュニティと共に“私たち”として体験してもらえたらと思っています。”
2021年度のプログラムは、約60のデジタルアートおよび電子音楽のライブパフォーマンスをフィーチャー。モントリオールのQuartier des spectaclesを会場として数々のショーをリアルで行い、一方でヴァーチャルプラットフォームvirtual.mutek.orgを介して様々なコンテンツを無料で配信します。プログラムの詳細は追って発表します。
MUTEK Forumは、8月24日(火)から9月2日(木)の約1週間にかけて、フォーラム専用のオンラインプラットフォームと、エンターテインメントとイノベーションが融合したプロジェクトを支援・推進するクリエイティブハブ「Zù」の双方からライブ配信します。
このフォーラムは、デジタル・クリエイティビティやエレクトロニックミュージックの分野で活躍するアーティストや企業が一堂に会し、最新のアーティスティック・プラクティスを探求するとともに、テクノロジーやデジタルワールドに関連する倫理的・政治的な問題について考えるきっかけになることを目的としています。
人工知能、拡張現実(XR)、没入型クリエイション、クリプトアートなどのテーマを、おおよそ30のアクティビティを通して約100人のスピーカーが探求。Hexagram
UQAM、Québec/Canada
XR、編集・キュレーションプラットフォームHOLO、その他多くの主要パートナーとのコラボレーションにより実施されます。また他のプログラムとして、FilmGate
Miami、カナダ国立映画制作庁(NFB)、O Cinemaと共同で開催する「Montréal/Miami New Narratives Lab」の次のフェーズを実施する他、ジェンダー平等を目指す「Keychange」プロジェクト、そしてブリティッシュ・カウンシルがMUTEKとSomerset House Studiosと共同で開発したイニシアティブ「AMPLIFY D.A.I」から、新しいアーティスト、キュレーター、イノベーターが参加予定です。
また昨年に続き、MUTEK Forumでは、ケベック州、カナダ、および海外のアーティストを世界中のバイヤーに紹介することで、ネットワークの構築を促進するヴァーチャルマーケットも開催します。2020年度は、50カ国以上から400の団体・企業を代表する200人以上のディストリビューターを含む750人以上の参加者がオンラインプラットフォームに集まり、カンファレンスやパネル、ワークショップに参加し、芸術的なつながりやビジネスチャンスを開拓しました。詳細は6月中旬に発表予定です。