Mieko Suzuki & Claudia Rohrmoser
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Mieko Suzukiは、広島生まれ、ベルリンを拠点に活動するDJ、サウンドアーティスト、コンポーザー。重低音を基調とした彼女のサウンドパフォーマンスは、ドローンやフィールドレコーディングが、電気回路のパチパチというノイズやレコードの断片音と組み合わされている。彼女の実験的なアプローチは、地下のクラブであれ、演劇であれ、ダンスパフォーマンスであれ、常に空間と人々に細心の注意が払われている。振付家のMeg Stuart、演劇監督のJohan Simons、前衛的なテクノレーベルのRasterは、彼女の定期的なクリエイティブ・コラボレーターだ。また、Mieko Suzukiは、Andrea Neumann、Sabine Erkelenzと共に即興トリオ、Contagiousのメンバーであり、2019年にMorphine Recordsからファーストアルバム『Contagious』がリリースされた。2009年以来、彼女はベルリンのOHMギャラリーでArno Raffeinerと一緒に、隔月で開催されている複合的なイベント、Kookooを主催している。
Claudia Rohrmoserは、映像音楽および拡張映画の分野で活動している映像作家だ。彼女はアニメーションとライブシネマのモンタージュの世界において、音楽と視覚領域との結びつきを探求している。その作品には、実験的な短編アニメーション、視聴覚パフォーマンス、舞台映像デザインなどがある。作曲家や舞台装置デザイナーとの分野横断的なコラボレーションにより、コンサート、オペラ制作、現代音楽パフォーマンス向けのビデオ作品を手がけている(特に、Teatro Real Madrid、Salzburger Osterfestspiele、Inventionen Festival Berlin、Elbphilharmonie Hamburg、Theater Bielefeldなど)。彼女は、メディア空間の分野での芸術研究用のプラットフォーム、Cinema Vertigoの創設者である。FH Salzburg University of Applied Sciencesでマルチメディアアート・コンピュータアニメーションを学び、UdK Berlin University of the Artsで実験映画とメディアアートを学んだ。現在はFH Bielefeldでモーションデザインとメディアシナリオグラフィーの教授を務め、同校で学位コース「デジタルメディアと実験」を開設している。オーストリアのザルツブルグで生まれ、現在はベルリンおよびビーレフェルトに在住。
レーベル
raster-media , Morphine Records, KOOKOO