Aho Ssan & Sevi Iko Dømochevsky
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パリを拠点に活動するNiamké Désiréの別名義であるAho Ssanは、グラフィックデザイナー、映画監督としてキャリアをスタート。その後エレクトロニックミュージックやデジタル楽器の制作に転向した。2015年にフランステレビ財団賞を受賞し、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)、GRM(フランス音楽研究グループ)とコラボレーションしてきた。デビューアルバム『Simulacrum 』(2020年)ではフランスでの黒人としての自身の経験と社会的包摂性を掘り下げたもので、2019 年のBerlin Atonalで初公開された。彼の音楽はリンカーンセンター、CTM Festivalなどで取り上げられており、最近ではNicolas JaarのOtherPeopleレーベルから『Rhizomes』をリリースした。
バルセロナを拠点とする学際的なアーティストSevi Iko Dømochevskyは、VFXやゲーム業界からエレクトロニックミュージックに転向し、Skrillex、Arca、Grimesなどのアーティストとコラボレーションしている。作品では、音楽制作とCGIを融合させ、世界の構築や疑似的な物語を探求している。現在、Aho Ssanとの「Rhizomes」やShapednoiseとの「Absurd Matter」などのA/Vショーを行うほか、Corticalのライブにモジュラーアクトで参加。また、Domochevsky名義でDJも行っている。
Upcoming performances
Tokyo 2024
Live A/VAho Ssan & Sevi Iko Dømochevsky — Rhizomes AV
「Rhizomes AV」は、根が他の根とつながるために伸びていくというコンセプトを基に、根が絶えず動き、すべての方向に広がり続ける様子を表現している。この根に確たる始まりや終わりはなく、常に中心に存在し、成長しさらに広がっていく。この作品では、サウンドマテリアルが創作に与える影響や、サウンドオブジェクトの取り込み、現代性に呼応する作曲のコラボレーションの性質について探求している。Aho Ssanは、さまざまな音響要素や、 Angel Bat Dawid、Nicolas Jaar、Moor Mother、clippingなどのアーティストとのコラボレーションを通じて、音楽的な「根」をさらに張りめぐらせている。また、Sevi Iko Dømochevskyは、言語や感情的な反応をハイブリッドに探求することで、リスナーを有機的で変容し続ける世界へと没入させるオーディオビジュアルを担当している。